モンゴル国立医科大学モンゴル日本病院（MNUMS）の紹介

モンゴル国立医科大学（MNUMS）のモンゴル日本病院は、モンゴルと日本の両政府の共同協力によって設立された一大インフラプロジェクトである。両国の強い友好とパートナーシップの象徴となっている。2019年に正式に発足したこの病院は、最先端の医療技術と国際規格に準拠したインフラを完備しており、以来、専門的で高度な医療サービスを国民に提供している。

同病院は、10の管理部門、7の臨床部門、11の臨床部門、6の専門臨床センターを含む34の構造単位で構成されている。外来部門は、内科、外科、循環器科、内分泌科、消化器科、神経科、腫瘍科、眼科、耳鼻咽喉科、小児科、産婦人科、遺伝学、性感染症（STI）、精神科など28の専門分野で運営されており、毎日約600人、年間15万人以上の患者にサービスを提供している。

モンゴル・日本病院は患者の安全と満足を最優先し、国内で初めて「患者サポートセンター」の実践に成功した。2025年には、この革新的な取り組みが正式に知的財産局に登録・認定された。このオフィスは、患者の権利を保護し、情報とサポートを提供し、医療サービスのアクセシビリティと患者中心主義を強化することを目的としている。現在、このモデルを全国の他の病院と共有し、導入するための取り組みが進められている。

さらに、患者の時間を節約し、情報へのアクセスを改善するため、病院の待合室に「総合案内センター」が設置された。このセンターを通じて、来院者は病院のサービス手順や案内など、必要な情報を迅速かつ効率的に受け取ることができる。総合案内所の運営は、病院の案内スタッフだけでなく、ボランティアの積極的な参加によって支えられている。

「国際基準を満たす大学病院」を目指すというビジョンのもと、高品質で利用しやすい専門医療サービスを全国に提供することをお約束します。モンゴル日本病院は、2019年、2021年、2025年に医療機関として国家認定を受け、2022年にはISO 9001:2015、2024年にはISO 15189:2022という国際的な品質認証も取得しています。

当院は、モンゴル国立医科大学（MNUMS）の著名な教授陣、医師、教授に率いられ、熟練した医師、看護師、医療専門家のチームを通じて、高品質で公平な専門医療サービスの提供に努めています。私たちの使命は、医療分野に先進的な診断・治療技術を導入する一方で、サービスの卓越性とアクセシビリティを確保することです。また、大学病院として教育と研究に継続的に取り組み、次世代の医師、看護師、医療専門家の育成に主導的な役割を果たすとともに、国際的なベストプラクティスや最先端の医療技術のローカライズにも取り組んでいます。